読書ログ|『一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方』(加藤俊徳)を読んで中年から脳を活性化させる

読書ログ|『一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方』を読んで中年から脳を活性化させる

どーも!グッチー098takashiです。

四十にして惑わずで、40歳のときに独立開業しました。
そこにいたるまでは行政書士や社会保険労務士の資格取得に向けて朝から勉強勉強の毎日でした。
しかし、40代半ばになって「覚える」ということがなかなかできなくなったな、という実感がありました。
そんなときに出会ったのが本書、

『一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方』(加藤俊徳)

です。

年を取ると勉強なんてできないよ!と思っているそこのあなた!
そんなのはただの言い訳ですよ!!

脳の仕組みを理解して、年齢に合わせた勉強方法っていうのはあるんです。
思い立った日が勉強の始めどき。

学び直し、リスキリングで中年から勉強を開始する人は必見です。

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グッチー@098takashi

沖縄生まれの沖縄育ち。40代お父さんの休日は子供の遊び場や家族で出かける場所を探して沖縄のあっちこっち(ありんくりん)をめぐっています!

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『一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方』(加藤俊徳)の紹介

『一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方』(加藤俊徳)の紹介
PHOTO BY chatGPT

「いつまで学生時代と同じ勉強法やってんの?」
「脳の仕組み変わったんですけど」
こう言われて「ハッと」しませんか?

40代になって、なんだか物覚えが悪くなったなーという感覚があります。
でも経験したことや理解したことはスラスラ言葉としてクライアントの前で話ができる。
そんな感覚を最近感じていました。

それもそのはず。
脳の中では若い時とは異なる動きが出ていたんですね。

職業柄毎年のように法改正にあたっています。
新しい制度を覚えることがなかなか簡単ではありません。
業界紙を読んで新しい制度について理解したつもりでも、いざ質問されたら
「あーちょっと待ってください」
となってすぐに回答が口からでてこないのです。

しかし回答するために「理解をする」と、これをまたクライアントに説明する、教えるという行為を経ることで自分の血肉となり次から回答するときはスラスラ言葉にすることができるのです。

『一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方』(加藤俊徳)

を読んで、その辺の回路のしくみがよくわかりました。

<著者紹介>

著者の加藤俊徳氏は脳内科医であり、医学博士です。
加藤プラチナクリニックの院長を務めており、発達脳科学やMRI脳画像診断の専門家としても知られています。
ADHDやコミュニケーション障害に関連する「海馬回旋遅滞症」を特定し、加藤式MRI脳画像診断法を開発され、1万人以上の患者を診断・治療されています。
脳に関する著書も多数出版されています。

年を取ると脳のしくみがかわってくる。

脳の中には「8つの脳番地」があるんですね。

それが、

  • 思考系脳番地
  • 理解系脳番地
  • 記憶系脳番地
  • 感情系脳番地
  • 伝達系脳番地
  • 運動系脳番地
  • 視覚系脳番地
  • 聴覚系脳番地

です。

ざっくり解説すると、思考系が脳のなかの司令塔。
司令塔の命令を受けて理解系が情報の取捨選択をし、必要な情報は記憶系に格納。
感情系に関連する記憶は定着しやすく、伝達系を来ることで記憶が呼び覚ましやすい。
運動系は脳のエネルギーの源泉。
視覚系が強い人は目からの情報を。
聴覚系が強い人はオーディオブックなど耳からの情報集がおすすめ。

自分が聴覚系か視覚系が判断できるポイントがあって、私は視覚系が強いことがわかりました。

そして中年からの脳は「一夜漬け」ではなく、日々細かく情報に触れること。

1週間に1階2時間勉強するより、1日10分を7日続けた方が脳に定着しやすい。
覚えるより声に出しながら(運動系を動かしながら)、人に説明するにはどうするのかを考えながら理解すると覚えやすい、などなど。

実は、この本を読んだこともあって

「ブログで紹介するならどういうところを紹介しようか」

というきっかけとなり、最近から読書感想ブログを始めたんです。

脳科学の本なので難しいことが書いてあると思いきや、各脳番地がキャラクターで描かれたり、4コマ漫画がちょいちょいはさまれていたりと、読みやすい内容となっています。

リスキリングや学び直しがキーワードなっている現代社会。
中年から学びなおすには、学生時代の勉強方法ではなく、40代50代の脳の動きを理解した勉強方法が大事です。
資格取得には過去問をたくさん解くことが重要ですが、「理解する」ことが大切なので

「問題を解いて解答を見る」

より、

「解答から読んで問題を読む」

がけっこうはまるかもしれません。

最後に、中年にもなるとなかなか習慣を変えることができません。
でもこれって脳が凝り固まっている状態でもあるんです。
右利きの人は左手で歯磨きをしてみたり、通勤経路を変えてみたりするなど、「いつもとちがう」刺激を脳に与えるといいそうですよ。

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『一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方』(加藤俊徳)を読んで思った3つのこと

  1. 年をとっても勉強できること
  2. 「覚える」より「理解する」こと
  3. 視覚系が強いことがわかったので本を聞くより読むこと
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今日のエンジョイ!

グッチー
グッチー

思い立ったが吉日!いつだって勉強をスタートすることができる。学び続ける人生でありたい!!

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『一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方』(加藤俊徳)の情報

書籍名:一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方
著書名:
加藤俊徳
出版社:サンマーク出版 
出版日:2022/11/1
エンジョイ度:★★★★★
おすすめの読み時:勉強したい、学びなおしたいと思う中年世代
キーワード:勉強法、記憶法、学び直し、リスキリング
ページ数:247ページ
目次:
序章 大人には大人のすごい勉強法がある
1章 大人脳のすごい取り扱い説明書
2章 大人脳にあったすごい記憶力アップ法
3章 大人脳をやる気にさせるすごい学び方
4章 脳番地の特徴を活かしたすごい勉強法
5章 大人の脳力を強化するすごい習慣術
巻末付録 年代別 脳の取り扱い説明書

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