どーも!グッチー@098takashiです。
先日お仕事で海中道路を渡ってきました。
そこでその帰りに以前行ってみようと思って行けなかった
「藪地島」(やぶじちじま)
に足を伸ばしてみました。
というのも、以前は家族で行ってみようと思ってミニバンで途中まで行ったのですが、あまりの道のせまさに断念した経緯があります。
藪地島には洞穴「ジャネーガマ」があります。
今回お仕事用の軽自動車だったので、なんとか行くことができました。
ただし道は未舗装なので、パンクの可能性もある自己責任ロードです。
沖縄洞穴が大好きな人は必見です。
藪地島と洞穴「ジャネーガマ」について
うるま市の公式HPによると藪地島の説明は以下のとおり。
藪地洞穴遺跡は、勝連半島の南東側に位置する藪地島の南西側海岸に近接して立地する洞穴遺跡です。「ジャネーガマ」とも呼ばれ、信仰の対象にもなっています。
「うるま市の伝統文化」より引用
1960(昭和35)年に発掘調査が行われ、約6,500年前の爪形文土器が発見されたほか、貝殻を加工して作った鏃(やじり)などが発見されました。
爪形文土器については、沖縄県で初めて発見されたため「ヤブチ式土器」と命名され本遺跡が標識遺跡となっており、本市のみならず沖縄の先史文化を知る上で、学術的価値の高い発見となりました。
2014(平成26)~2016(平成28)年の発掘調査においても、約6,500年前の爪形文土器や石器等の道具が同じ層でまとまって出土しました。また洞穴奥部の調査区からは、土器や貝、イノシシの骨が出土しており、沖縄における先史文化の歴史を更新する発見となりました。
またWikipediaにも説明がありまして、それによると
- 面積は0.62平方キロメートル
- 300年前までは有人であった
- 島内にはハブが多い
- 島南岸にはカサノリが密集して生息している
- 沖縄最古の土器が発見されている
とのことです。
ハブが多い・・・
見学に行くときは気をつけてくださいね( ゚Д゚)
しかし「沖縄最古の土器が発見されている」というのはもっとクローズアップされてもいいと思うのだが。
しかし、今でも信仰の対象となっているパワースポット。
訪れる際は敬意をもって訪れましょう。
場所はこちら。
島で無人島ですからトイレももちろんありませんので、事前にすませておきましょう。
藪地島への道
海中道路の与那城側入り口から藪地島へ渡る橋を通って、未舗装の道をしばらく進みます。
道幅は車1台分ですが、ところどころ車だまりみたいなスペースがあります。
今回は対向車1台とすれ違いました。
未舗装でパンクするかもしれないし、運転に自信がない方は控えた方いいかも。
10分ほど慎重に進みますと、行き止まりになります。
海中道路与那城側入り口から藪地島までの道のりは動画でも紹介しています。
駐車スペースは未舗装で線もひかれていない広場ですので、邪魔にならないところに停めます。
まずは設置の看板で事前情報を勉強しておきます。
先ほどのうるま市の説明に加え、貝の鏃(やじり)は中国南部の文化と共通すると考えられているとのことです。
少し下ると目の前に洞穴が広がります。
奥深くまでつながるというよりは、風雨をしのぐような場所だったようです。
信仰の対象であることからオガミ(拝み)の跡も見られました。
恐らく祭祀用のイスが二つ並んでいましたのが、座って休憩したりしないでね。
洞穴前広場から海岸に向けて歩いて行けます。
この日はあいにくの引き潮できれいな海というのは見ることができませんでした。
また潮の流れのせいか、海岸にはごみの漂着も目立ちました。
逆に言えば昔はよく物が流れ着いてきて、便利な場所だったのかもしれません。
これだけ遠浅だと、泳ぐのは難しいのかなと感じました。
でも子どもの水浴びにはちょうど良いのかな。
こんな奥の細道を通って子どもの水浴びには連れてきませんが。
洞穴付近の様子が動画でも紹介しています。
今日のエンジョイ!
藪地島とその洞穴ジャネーガマ
その昔そこに人が住んでいて、沖縄最古の土器が発見されたという歴史的な場所。
ただそこに至るまでの道のりが未舗装で細道なのでなかなか簡単に訪れることができるような場所ではありません。
洞穴に至る手前くらいでガジュマルの樹がありました。
こちらの枝ぶりも見ごたえがありましたので、画像置いておきます。
伊計島、浜比嘉島方面、海中道路へドライブするかたわら、時間と機会がありましたら、藪地島まで足を伸ばしてみてください。
未舗装でハブが出るというので自己責任にはなりますが「昔そこに人がいた」という雰囲気は歴史を感じさせる場所でもあります。
それではまた!
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