
どーも!グッチー@098takashiです。
「考えてばかりで、なかなか行動できない」
「このまま今の働き方を続けていて大丈夫だろうか?」
そんな不安を抱えながら、毎日を過ごしている人は多いはずです。
私自身、かつては公務員として安定した生活を送っていた一方で、「このままでいいのか」と心のどこかで葛藤を感じていました。
そんな現状のもやもやを抱えている方におすすめしたいのが、長倉顕太さんの著書
『移動する人はうまくいく』
です。
この本は、「意志の力で頑張る」のではなく、「環境を変える」ことで行動が変わる、という斬新かつ本質的なアプローチを教えてくれます。
働き方や人生にモヤモヤしている人にこそ読んでほしい、新時代の行動哲学です。
現状を変えたい!と感じている方は必見です!
『移動する人はうまくいく』(長倉顕太)について
著者の長倉顕太さんは、累計1100万部を超えるベストセラーを手がけてきた編集者であり、作家・プロデューサーでもあります。
ホノルルやサンフランシスコなど海外での生活経験もあり、自ら「移動」を実践しながら、自由な働き方や人生のデザインを発信し続けている人物です。
私が『移動する人はうまくいく』を読んで、共感を得た部分についてお話します。
意志より「環境」が行動を決める
本書の核心は、「人は意志の力では動けない。行動を変えるには、まず環境を変えることだ」という一貫した主張にあります。
著者はこれを「移動力」と呼び、知らない場所へ行き、違う空気を吸い、見たことのない景色を見ることによって、自分の感情と行動の回路が“再起動”されると説きます。自分の意志を信じるよりも、先に一歩踏み出して場所を変えてみる──その発想が、新鮮で実践的です。
選択肢を持つことで人生が自由になる
「最善の選択肢を探す」のではなく、「選んだ道を最善にする」ことが人生には必要だ、と著者は語ります。
本書では、「選択肢を持つこと」がいかに重要かが繰り返し強調されています。
会社員として安定を得ることに疑問を持ち、著者自身が独立・移動を重ねて自由を得てきた経験をもとに、読者にも「今の立場を守ること」より「移動によって選択肢を広げること」をすすめています。
「とにかく移動せよ」に込められた挑戦のすすめ
印象的なのは、「目的なんてなくてもいい。とにかく移動しろ」という言葉。
「何をするか」よりも「誰と、どこで、いつやるか」が大事。
環境を変えることで、感情と行動がついてくる。
日本のパスポートは世界一なのに、海外に出ない日本人。そんな現状への著者の苛立ちと提言は、やや極端に映るかもしれませんが、考えさせられる視点です。
情報やスキルを「資産化」するという発想
移動の自由を得るために、著者は「コンテンツビジネス」に挑戦することを提案します。
note、Udemy、YouTubeなど、自分の知識や経験をデジタル資産に変えることで、場所や時間に縛られない働き方が可能になる。
「教育ビジネスにリスクはない」とまで断言する著者の姿勢は挑戦的ですが、それだけに背中を押される読者も多いでしょう。
『移動する人はうまくいく』(長倉顕太)を読んで実践したいこと
この本を読みながら、何度も「これは自分のことだ」と思いました。
私はかつて公務員として働いていましたが、決して満足していたわけではありません。
どこかで「もっと自由に、自分の力でやってみたい」という思いを抱えていたのです。
その後、勇気を出して独立開業という“移動”を決意し、今では自分のペースで働き、子育てと仕事を両立できるライフスタイルを実現できています。
本書に出てきた「選択肢を増やすこと」という言葉には、強く共感しました。
私はFP、宅建、行政書士、そして社労士と、いくつもの資格を取得してきました。
どれも「こうしておけば、いつでも道を変えられる」という思いからでした。
結果として、自分の強みを磨き、自由なキャリアを築く武器になっています。
また、「最善の選択を探すのではなく、選んだ道を最善にする」という言葉も心に刺さりました。
振り返ってみれば、今の自分の働き方も、初めから完璧だったわけではありません。
ただ、やると決めて行動し続けたことで、結果的に「この道でよかった」と思えるようになったのです。
一方で、本書の中には「会社にいるのは無責任」「とにかく移動しろ」といった、やや極端にも思える主張もありました。
正直、そこには慎重な読み方も必要だと感じましたが、「それでも行動しないよりは、動いてみる方がいい」と背中を押してくれる力強さも感じました。
私自身、教育コンテンツの発信には強い興味があり、YouTubeやnoteでの挑戦を始めています。
まだ継続は難しいですが、「自分の経験を資産に変える」この視点をもって、肩ひじ張らずに取り組んでいきたい。
そして、60歳を迎えるころには、移動を自由にし、旅をしながら働く──そんな暮らしをしてみたいと思っています。
『移動する人はうまくいく』(長倉顕太)をおすすめしたい人
この本は、今の働き方や人生にモヤモヤを感じている人に強くおすすめです。
「変わりたいけど、何から始めればいいかわからない」「毎日同じことの繰り返しに疲れている」──そんな人にこそ、”移動”というキーワードは新しい気づきを与えてくれます。
また、これから独立や副業を考えている人、教育やコンテンツビジネスに興味のある人にとっても、多くのヒントが得られる一冊です。
一歩踏み出したいけど迷っている、その背中をそっと押してくれるような本です。
今日のエンジョイ!

「移動すれば、人生が変わる。」
本書を読み終えたあと、心に残ったのはこの一言でした。
大きな決断じゃなくてもいい。通勤ルートを変える、初めての場所へ行く──そんな小さな移動が、やがて大きな変化をもたらします。
今の自分を変えたいなら、まずは環境を変えてみよう。
一歩を踏み出すきっかけとして、ぜひこの本を手に取ってみてください。
それではまた!
『移動する人はうまくいく』(長倉顕太)の書籍情報
- 書籍名:移動する人はうまくいく
- 著者名:長倉 顕太
- 出版社 : すばる舎 (2024/4/11)
- 発売日 : 2024/4/11
- 単行本 : 216ページ
- エンジョイ度:★★★★
- おすすめの読み時:なんかこのままでいいのかなと感じるとき
- キーワード:自己啓発、行動力
コメント