どーも!グッチー@098takashiです。
先日、沖縄本島南部八重瀬町のホロホローの森へ行ってきました。
そこで具志頭体育館の駐車場をお借りしたのですが、なんとその近くに沖縄唯一の天然自然橋、
ハナンダー
があるということでちょっと寄り道して見学してみました。
自然橋?って思ってましたが、なんともとは洞穴だったようで。
これは行かずにはいられない!
玻名城部落の発祥の地「玻名城之殿」もご紹介。
沖縄南部をドライブ、観光する予定のある方は必見です。
具志頭浜(ぐしちゃん浜)はこちら♬
南の駅やえせについてはこちらです♩
沖縄唯一の天然自然橋八重瀬町の「ハナンダー」
ハナンダーは南の駅やえせ、ホロホローの森近くにあります。
南の駅やえせをまず目印にするとよいかもしれません。
<天然自然橋「ハナンダー」基本情報>
住所:〒901-0512 沖縄県島尻郡八重瀬町具志頭
駐車場はありません。
具志頭体育館前駐車場から、ハナンダーに降りることができる階段があります。
ホロホローの森のあとだと、なんと歩きやすい階段だこと。
途中「玻名城之殿」という看板が見えてくる。
「殿」が方言で「トゥン」と言い、古琉球時代・近世琉球時代においては、村落を創建するときには必ず自分たちの祖先の人たちや神々を招き入れて、共同祭祀を行う場所を設けていたそうです。
それがその村落の「殿」であり、玻名城之殿は古琉球時代に玻名城部落が移動してきた際に建立された殿であるとのこと。
建立年代は12世紀から14世紀の間なんですって!(800年も前)
一本の木を石で囲って御嶽になっている。
この木のこの場所から具志頭が発展していったのかと思うと、なにかしら神々しい力を感じます。
そして玻名城之殿もそのまま降りていくと目の前に橋が見えてきます。
橋というかそのまま道。
これがハナンダーです。
橋から離れて橋を観ますと、その構造がよくわかります。
まさに洞穴の天井がそのまま橋として利用されているんです。
橋の上から見ると川が良く見えます。
橋の入り口の看板にその由来が書かれていました。
地元でハナンダーと呼ばれる琉球石灰岩より形成された天然の橋。本来は洞穴であったものが地殻変動で崩壊した残骸あるいは長い歳月をかけて風雨や橋下に流れる白水川などによる浸食作用を受けて現在の部分を残した形になったと考えられている。橋の長さ約30m、幅約10m水面から橋上の路面までの高さ約8mあり、アーチの下部には長さ10~40cmのつらら石のほか、カーテン上の鍾乳石フローストーン等が見られる。ハナンダーは古くから交通の要所であり、地域住民にとっては暮らしと深く関わる生活道路であった。また地元では通行のための橋としてだけでなく、自然が作り出した独特な風景の一部として認知され親しまれてきた。ハナンダーは天然に形成された琉球石灰岩の橋で古来から地域住民に親しまれ現在まで変わらぬ景勝地として意義深い。
ハナンダー説明看板より引用
ということで、古くから地域の方々に親しまれてきたことがよくわかります。
玻名城之殿のすぐ下にこのような自然橋があるのが、また何かの縁なんですかね。
具志頭浜、ホロホローの森、ハナンダー、玻名城ビーチ。
八重瀬町の具志頭かいわいはなんとも不思議なディープスポットです。
今日のエンジョイ!
沖縄唯一天然自然橋「ハナンダー」
その正体は自然の洞穴が何らかの作用で崩落・浸食され、洞穴の上部が橋の形として残っているというなんとも奇跡的な成り立ちをしている橋でした。
そしてそのすぐ近くには玻名城部落の発祥の地となる玻名城之殿がありました。
その先にはホロホローの森がありますし、その先には具志頭の浜があります。
沖縄観光やドライブなどで南の駅やえせの十字路から平和祈念公園へ行く人がほとんどでしょう。
でもちょっと待ってください。
そこを曲がらずまっすぐ進むと県内唯一の天然自然橋だったり、生命の森だったり、奇岩・巨岩の浜まで行けちゃいますよ。
ぜひ南の駅やえせからハナンダーを見て、ホロホローの森歩いて、具志頭浜まで行ってみてほしいです。
旧石器時代の港川原人も見つかった具志頭は沖縄本島の南のはしっこでもあるので、すべてはここから始まったのかもしれない・・・
信じるか信じないかはあなた次第。
それではまた!
ホロホローの森はこちら♪
具志頭浜(ぐしちゃん浜)はこちら♬
最後に南の駅やえせはこちら♩
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