どーも!グッチー@098takashiです。
昆虫やトカゲを探しによく浦添大公園を探索します。
この浦添大公園につながる
「当山の石畳道」
ってご存じですか。
沖縄で石畳といえば「首里金城町の石畳道」が有名ですが、この当山の石畳道も琉球王国時代から続く歴史ある石畳道なんです。
浦添大公園牧港川遊歩道沿いには古墳墓の跡も残る歴史が残るミステリーゾーン。
お散歩コースに必見です。
当山の石畳道「普天満参詣道」
当山の石畳道
現在では浦添八景の一つとして名所となっている。
<当山の石畳道基本情報>
住所:〒901-2104 沖縄県浦添市当山1丁目20−7
入り口の横っちょに車3,4台駐車できるスペースがある。
のっけから急な坂の石畳。
雨の日は滑ること必須(;^_^A
「当山の石畳道」と言われますが、国指定史跡としては「普天満参詣道」が正しいよう。
「普天間」ではなく「普天満」なのね。
普天満参詣道は、中頭方西海道から分かれて普天満宮へ通じる道で、宜野湾間切りが新設された17世紀後半に整備されたと考えられています。
毎年国王がこの道を通って普天満宮に参詣していたそうです。
すげー。
それで「普天満」
現在では牧港川の流れる谷間に長さ約200mにわたって幅約3mの石畳道が残っているとのこと。
この急こう配の坂道。
馬がよく転んだことから「馬ドゥーケーラーシー」(馬転ばし)と呼ばれていたとか。
坂を下りていくと、石橋が見えてきます。
案内板によると、こちらの石橋は大正・昭和時代に改築されたのものだそうです。
こうやってみると風情がありますね。
牧港川も河口付近は都市河川としてきれいと思いませんが、これほど上流だと水はまだきれいな方です。
琉球時代の石畳道って歴史があって、実は恩納村あたりまでも伸びているんですよね。
興味がある方は、恩納村の仲泊遺跡あたりも見てみてください。
石畳道が残っています。
昔の人の努力が感じられます。
ゴイゴイスー( ゚Д゚)
当山の石畳道から牧港川遊歩道の古墳墓群へ
石橋は渡らずに左に折れて牧港川遊歩道を進みます。
バッタを見つけたり。
捕食中のクモを見つけたり。
ミノムシが隠れていたり。
ちょっと異世界な雰囲気がただよっているんです。
ほどなく歩いていると、左手の崖の途中途中にぽっかり開いている穴が確認できます。
これがどうやらかつての古いお墓の群落なのだそうで、あちこち穴が開いているのが確認できます。
さすがにもう中には何も残っていませんが、異様な雰囲気は残っています。
もう穴ではなく、ブロックを使用した本格的なお墓の跡も。
これはさすがにのぞくのが怖いので外から眺めるだけ。
お墓ですので敬意を持って見学しましょう。
以前浦添市立図書館で浦添大公園の古墳墓展やってたんです。
それでこれが古墳墓であることを知りました。
浦添ようどれ自体がどでかい古墳墓ですからね。
昔は経塚の開発が進まないのも、古墳墓があちこち見つかったからとか。
前田・経塚近世墓群(全国遺跡報告総覧HP)
今日のエンジョイ!
当山の石畳道
牧港川沿いの古墳墓群
なかなかディープスポットでしたね。
浦添大公園も木々が生い茂っているのですが、不思議な形をした木もいっぱい。
がじゅまるはどこのやつも枝・ツルが横四方に伸びてアメーバな感じ。
そして極めつけはトイレ。
山笠か!
ていうくらい、屋根にモサモサ植物が生えている( ゚Д゚)
浦添大公園といえば、国道330号線から見えるあの巨大すべり台。
最近の浦添大公園は遊具が充実しておりますが、遊歩道を散策して歴史ロマンを感じるのもまたオツです。
お時間ある方はぜひぜひ浦添大公園へ遊びに来てください!
初夏だと川沿いで小っちゃいホタルを見ることできますよ。
末吉公園ほどはいないけど。
それではまた!
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